人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 店長 アン

――丸鶏のスープが芳しかった日――

ねえ、ちょっといい?

[何がどうしてそうなったのやら、ネイビーのキャスケットを被った速崎を、呼び止める。
 当日その場で渡すのは、ちょっと酷かしら。
 でも、そうね。
 ひとつ言うなら、お客様の前で気もそぞろだったお叱りの代わり。
 ちゃんと受け止めるのも、仕事のうちよ。]

これ、あなたに。

[その場で読む、読まないは自由だけれど。
 一通の置き手紙を、折りたたんだまま渡す。]
(99) papr 2023/03/09(Thu) 21:27:13