人狼物語 三日月国

145 【R18G】星仰ぎのギムナジウム2【身内】


【人】 充溢 バレンタイン

>>100 トット

重そうな瞼に伏せられた瞳が、
忙しなく動くあなたの顔を捉えると、
全体的にかなり遅れてその軌跡を追う。

「……かわいい。おそろい……」

頷く。というより、かなりどうでもよさそうだ。
横に座ったのを追ったらこれまでの頭の動きに晒された花冠がついぞ頭から落ちて。

「……ではなくなった、ね。
 トット、こんな所にまで……遊びに来たのかい?」

一緒にかなり危険域まで垂れた帽子を、
頭のてっぺんに直しながら、そんな問いを投げかけた。
(101) 2022/04/30(Sat) 15:33:01