【人】 祓魔師 ダンテ[ 彼の長い時間のいっときに自分が沿わせてもらえれば良いと思っていた。 だから、些細なことを一緒に楽しいと分かち合ってくれる、彼とならどこに行ってもきっと楽しいはず、そんな風に思えるのは彼自身の魅力なんだと。 自分との出会いで、彼が変わってくれた部分があった。そのことをいつ自分は知ることができるんだろう。 永久にわからないままなのかもしれない。 死ぬ間際まで、日記のようなメモを書いて、ヴィと何をしたとか、彼が何を話したとか、それで自分は何を思ったのか、語彙のある限りを彼と過ごした日々を表す言葉に費やすんだろう。*] (102) 2021/04/28(Wed) 4:45:29 |