【人】 ][『月』 エーリク[ 続いた言葉は呆然としたまま、 耳だけ、入れた。 壊してしまおう 止めにしよう その二つの言葉だけが、 ぐるぐると、じわじわと、自分の中を 巡っていった。 やがて『世界』は『箱庭の神』は 外へと去っていく>>12 愚者、皇帝、戦車はそれぞれ 三者三様の反応をしていたのが見て取れた。 アリアの声>>1:46が届き、は、と我に返るように ゆっくりと瞬きを一つ。目を見開きすぎて、 ほろりと涙が両目から落ちた。 そう、そう言うのがきっと正しい。 慌てて、 ] ああ、驚きすぎて 瞬きするのを忘れていた [ 涙に気づく者がいたならそう言い訳をした ] (103) 2022/12/14(Wed) 4:34:24 |