【人】 応答班 テトラ>>102 黒羊 [ユキと黒羊の会話を聞いて――主人が存在しており本当はそこへ行きたい、と思っているのはぼんやりと把握していて。] この場が君に滅ぼされて何もなくなったとして、それが君の「寂しい」にはならないし、ご主人様のもとへ向かえるわけでもない、と。 [目を伏せて、数秒。暴れようとするのは、主人に寄り添う意図があっての事だというのも聞こえていた。恐らく、彼がこう振舞うのは、きっとそれが彼にとって自然なことだからだろう。] 君にも君の心があるのに……役目を以って作られたマーシンの方が余程自由に楽しんでいるのは、不思議な話だね。 [夢の様なお祭りの中ですらどこまでも主人の影を追う黒羊と、慣れない機体に戸惑いつつ、様々なモノに触れ少なからず楽しんでいそうなマーシンを比べ、ふとそんなことを。] (103) 2022/07/31(Sun) 18:21:57 |