人狼物語 三日月国

37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】


【人】 羽井 有徒

[しばらく、そうしていた。
緩やかに時間が流れていっても、確かに帯びた熱は冷めることがなかった。
でも視界に入った時計はだいぶ時間が過ぎたことを示していた。]


  そろそろ戻ろうか。
  足もふやけてきたしな。


[冗談を口に、だけど名残を惜しむように、抱いた肩を二度三度と摩って。]


  それに。
  これ以上は我慢できそうにないからな。


[ふっと目を細めて笑った。

だってそうだろ?
男と女がプールで、男に下心が無いはずがあろうか。
いや、無い。
それなのに今も理性を保っていることを自分で褒めてやりたいぐらいだった。]*
(106) 2020/08/01(Sat) 21:57:01