【人】 客 葉月(……なんて、言えるわけがない) [彼に話しかけられるとき>>71、頭の中ではいつも黒いものが渦巻いている。視線や表情でそれがバレていないことを祈りながら、こちらもそれに穏やかな言葉を返すのだ] こんばんは。……ええ、外までいい匂いがしてました。すごく楽しみです。 [話している中で、彼が楽しげな表情をすることがあったなら。>>71 ほんの少し不機嫌そうに眉を寄せただろう。何が楽しいんだ、俺は全く楽しくなんかないのに。 けれどほんの少しの間、その顔から目を離せなくなる俺がいたかもしれない。 俺は悪口が苦手だ。 そして──美しいものが好きなのだ、どうしようもなく**] (107) 2023/03/01(Wed) 21:00:21 |