人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 厨房担当 那岐

[最後の客を送り出し、閉店時間を過ぎてようやく片付けに入る。
 酒を出す店であれば尚更その時間は遅く。
 自宅に辿り着く頃には、日付を超えるのは割とよくある話だ。

 疲れ切った身体をシャワーで癒やし、
 濡れた髪をおざなりに吹きながら、缶ビールを一つ。
 冷蔵庫から取り出して、アレクサに声を投げる。]


  アレクサ、ラジオを掛けて。


[音声認識をしたAIから流れ始める深夜のラジオ>>28
 妙に落ち着く若い男性の声。
 缶を傾けながら、そんな何でもない一日を終える日常。]
(110) 2023/03/01(Wed) 21:06:25