
![]() | 【人】 準魔王 マラク「でもね、僕は行かないで欲しい。 手紙で済むならば手紙で済ませよう?」 何よりも伝令が伝えた言葉がヤツだけの意志なのか、王の意志も含まれているのかを確かめなければなるまい。 ヤツだけの意志であれば講じる必要はないのだ。 もう一つ、コーラリアの願いである場合もあるがその時はまた別途手段を考えるとして――。 「別にその場で祝福する必要はないのだろう? 王都にはちゃんと上位の司祭がいるだろうし、 王族の結婚ならば神殿の最上位の者も派遣されるだろう?」 態々と聖女が表立って祝福する必要は特にはないだろう、と。 「そうだな……。 例えば、僕たちの新婚旅行で王都に行くとか。 僕もちゃんとした祭壇を見ておきたいし、 その時にコーラリアとだけ会えるようにしたらどうかな」 少なくとも現状で赴くことは否定的である。 >>106ヤツが暴走して引き離しにかかればそれこそ王国には滅亡してもらわなければならなくなるし、そうなるとセレスティアとの蜜月が過ごせなくなってしまう。 ヤツのためだけにそれは避けたい事項である。 (110) 2026/07/23(Thu) 13:27:10 |