人狼物語 三日月国

148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ


【人】 ウーヴェ



  よお、坊主
  そんな若い身空で亡くなっちまったのか

  
なんでまた……



[ カイルが此処に来た時には悲しかったな。
  此処にいる理由を
  考えただけで光るものが流れ落ちそうになるから
  隠すように瞳を片手で押さえる。

  これからもっと楽しいことや嬉しいこと
  悲しいことや辛いこともあるけれど
  そういうのを経験していけた年なのに、と。


  働きたいという話を聞けば>>82
  今度は溢れ出そうになる液体を飲み込む為
  上を向いて「室内なのに雨が降ってやがる」
  なんて誤魔化したりしたな。


  包丁を持つ姿に危ないだろ、と心配したり。
  はらはらとした気持ちは最初は拭えなかった。

  それでもその包丁さばきはしっかりしたもので。 ]

 
(113) kogeneko 2022/05/20(Fri) 21:52:37