人狼物語 三日月国

246 幾星霜のメモワール


【人】 小悪魔 ロキ

「そんな……あんなに熱い視線を送ってきたのに……?」

まさかそんなはずは。
惚れてはいないと返す言葉に、わざとらしく大袈裟な態度を取りつつ。

「ああ、それはもう、聖女様のお墨付きだもの。
 ちょっとピリピリするくらいで、この通りさ」

何ともないとアピールするようにピースサインを作る。
影響はあるものの、大した程ではないのかもしれない。

「あの痣がなくなったら蒸発しちゃうかもだね」

そんなことをけろりと口にして付け加えている。
(116) 7_hertz 2024/01/30(Tue) 20:05:10