人狼物語 三日月国

145 【R18G】星仰ぎのギムナジウム2【身内】


【人】 司書 エルナト

>>114 イシュカ

「わぁ。」

視線をどこかに向ける君に、くすくす、笑いを零してしまう。
ロマンチストなんだ、なんて。
ついつい口に出して、少しの揶揄いの色。
意外だな。そんな一面もあったなんて。

「楽器もそんなものなんだ。手入れも大変って聞くもんね。」
「イシュカさんもよく手入れしてるの?」
「…わっそんなに凄まないでよ……泣いちゃうよ。」

ガンを付けられれば顔を本で隠して。
小動物みたいにか弱いから、大事に扱わなきゃって
意味だよ〜……と弁明。
よいしょ、と君の隣に一人分の体温。

「偏見だ。」
「確かにそういう人もいるかもしれないけどさ。」
「僕は、自分の世界を広げるために本を読んでるんだ。」
「それなのに、身近な世界を嫌いになったりしないよ。」

それを言うなら、音楽好きは。
皆楽しく演奏して、人に聞いてもらうのが好きかと思ってたよ、
なんて、ちょっぴりむすりとしながら意趣返し。
(116) 2022/04/30(Sat) 20:12:12