【人】 久部 衛[ ボートを運び終わってもまだまだ客足は途絶えそうもない。 忙しそうに接客をする結城を見て、リゾートバイトは本当に楽じゃないと再実感。 客は遊びにきていて、それをもてなす側なのだから当たり前だけど。] オッケー任せて。 [ 振られた新たな仕事に取り出したのは秘密兵器。 でも何でもなくて、ただよ電動ポンプ。これさえあれば浮き輪だろうがビニールボートだろうがあっという間に膨れ上がるというもの。 ブーンという機械音と共に浮き輪が膨らんでいった。 文明の利器はズルじゃない。] (117) 2022/07/27(Wed) 23:40:39 |