【人】 友達 ネコジマ【校舎外】 >>114 「元々三途の猫ですしね。山の奴ら?に挨拶回りでも してんじゃねぇかな、…いやしてなさそう」 実際、この頃の猫は校舎内を好きに歩き回っていた。 「そんな律義で真面目な奴は猫島を足にしないでしょうし。 重くなったし、今時期暑いんすよ」 文句みたい言ったけど、雰囲気は砕けている。 やれやれ、仕方のない奴なんですよ。 「じゃあ猫島は戻りますね。こずネエもいってらっしゃい」 猫島は防空壕に行く気はひとまずないらしい。 相馬のことを気にしているんでしょうね。 こういう時の猫島は、何か言われる方がいじっぱりの時間が伸びるタイプだった。 (118) 2022/07/04(Mon) 19:12:03 |