【人】 元紅薔薇様 ユウナ[ 何故!?!?腰じゃなくて首!?にまくの? これでは意味がない。なるだけ下の方を見ないようにするしか、ないのかしら。 私は覚悟を決めて湯たんぽを受け取る。 ] 「ありがとう。確かにここは肌寒くて、助かるわ。 私の名前はユウナ。小説家の卵よ。」 [ 本当はブラック企業の事務職員、なのに少し見栄をはってしまった。 もうここ1年は小説なんか書けていないのに。 こんな自分を浅ましいと思う。でも、なんにもない自分だと思われたくない、そう思ってしまった。 体術も心得ているなんてとても頼もしい。それに他にも人がいるのなら、いきなり襲われるとかがないなら合流したい。 きっと何か巻き込まれた人たちばかりだろうから。 ] 「もし、他の人がいるなら合流したいわ。できれば、他にも男の人と合流できればいいのだけれど」 [ 女性にエロンボ刑事の格好は刺激が強すぎるわ、 とはいえ、私の力じゃ多分この人の下半身問題を解決できる気がしない。 できれば、まずはこの格好でも動じない男性から下半身を隠すようにお願いしてもらえればいいのだけれど、、 どうか、気の弱い女性に出会うことがないようにと祈っておこう。 ] (118) 2021/02/03(Wed) 13:56:58 |