【人】 寿ホ儀 直青>>111>>112 ["それ"を「声」と認知するように設計したのは我々の"親"である筈だが、成る程妥当性はある。空気の振動から取得する情報であるところの本来の「声」と"それ"は確かに似た位相を展開するからだ。 直青は当たり前のようにひとつ頷いて、先に立って歩き出した。] 羅生はどう思いますか。 [急ぐともなく脚部を交互に操りながら、話題にするのはbébéたちのことだ。一点、看過すべきか懸案している事項がある。] 雷恩も桜花も、揃って戦場に興味があるようです。 ログを見るに>>25>>26>>109>>110、両者とも 重要度の高い情動を得ているとも思えないのですが、 あれは彼らの成長に不可欠な要素なのでしょうか。 本来bébéたちの安全性は最優先で確保されるべきです。 が、もし人格形成に於いて有用であるのであれば、 安易に取り上げるのは上策でない。 [羅生はどう思いますか、と、直青は繰り返す。 敢えて全てを"発声"した。近頃の直青は、そのようなコミュニケーションを好んでいた。] * (119) 2023/11/19(Sun) 11:24:32 |