【人】 養護教諭 柊息吹―学生時代>>70― あれ?ここ…… アタシは…… あっ。 [妙に気だるい体を起き上がらせる頃には、時間も随分経ってしまっていたかもしれない。起き上がり事務員の顔を見て、少ししてようやくさっきまでの事を思い出し、顔を真っ赤にした。] くっ…… [真っ赤になりながら半分涙目でにらみつけるけれど、さっきまでの事があるし、面と向かって憎まれ口をたたくつもりはもうない。 それにまあ、自分も正直ナメていた事は確かなわけだし。 このぐらいで済んでよかったのだろうという気持ちも…まあ、なくはない、かも。 ただ、それはそれ、素直に感謝するのとは別の話だ。] (119) 2024/11/17(Sun) 21:21:50 |