
![]() | 【人】 準魔王 マラク「だから、そうだね。 まずは作るためにコーラリアの話を聞かせてほしいな。 好きな花とか、物とかね。 そういう装飾もあったほうが良いだろう?」 素材は――そう例の魔木が良いだろう。 あれならば耐久性も十分だし魔力も宿っている。 魔法陣はペンダントの内側に内蔵するようにすれば外側の模様は自然なものにできるし内側の陣から延長もできよう。 石も嵌めこむならば大きさはそれなりになるが――。 「銀……銀か。銀は細工師に頼まないとな。 近くの街に行かないとね――っと」 >>115先ほどまでの緊張した悲愴な表情は和らいだか。 笑みが浮かぶと柔らかく微笑み返す。 「僕も大好きだよ、セレス。 例え魔王が世界の半分を差し出すと言っても、 僕は迷うことなくセレスを選ぶくらいにね」 実際にセレスを選んだのでそこは断言できるところだ。 頬に触れる手の感触がくすぐったい。 くすりと笑っていれば柔らかな感触を唇に感じれば、最早暫しの間離してあげることはないだろう。 腕の中に抱いたままに陽光を浴び、風に吹かれて目を細める。 村の周囲は田畑になっており田園風景が続いていく。 非常にゆったりとした時間の中でお返しにとセレスの頬に口づけたりしながら一時を過ごした。 (120) 2026/07/23(Thu) 21:47:44 |