人狼物語 三日月国

147 【ペアソロRP】万緑のみぎり【R18G】


【人】 翠の星 クロウリー



[しかし、穏やかとは言い難い朝。
かつて悪魔と契約した魔術師である私には、見えぬものが感じ取れた。

森に踏み入った人間の人数を瞳を閉じて数えていた時、
────後頭部に銃口が押し付けられ、口角を上げた。

この部屋にいるのは魔術結社の主宰と、その秘書だけ。
なるほど、もう随分前から間違えてしまっていたようだ。]

 今更私を差し出せば神に受け入れられるとでも思うのか
 それとも、……我々はもう用済みということか?

 だとすれば悲しいことだ
 我が友は同胞の心の裏切りに気づきもせず逝ったのだろうね

[国の危機は人間の心の隙間を突くには最適であると、
一層にあの方の喜ぶものを献上出来る機会であると認識したが
驕り過ぎていたことは認めなければいけない。

半端な志を持った結社の寄生虫や入り込む鼠だけが
内側から米袋に穴を空けるわけではない。

この男は死者の団体を引き継ぎより大きくしていくことだろう。]
(122) ガラテア 2022/05/18(Wed) 21:31:41