【人】 裁判官 リーベルト[そうしてあれやこれやと話を聴いた。 会えなかった期間を埋めるように。 劇団のこと、舞台のこと、 今までのこと、そして、これからのこと。 取り留めもなく色々な話をした。 結局お暇したのは、日付が変わる頃だった。 帰り際、どこかすっきりした表情の彼を見て、] ( もう、大丈夫そうですね。 ) [そう思ったことをよく憶えている。 翌日。 無事に第二の人生の幕を開けられた一報が届いたなら、賛辞を贈るとともに飲みに誘ったのだった。]* (124) 2019/04/17(Wed) 0:51:06 |