人狼物語 三日月国

164 夏の想いのひとかけら【R18】


【人】 綴 千翠

[ご飯を待つ間、透さんの提案で買ってきた花火と
お菓子を袋に詰める。>>122


  …どうせなら、同じものより違う種類のお菓子が
 入っているほうが1度に2度・3度美味しいですから
    

[みんなの喜ぶ顔を想像しているのかな。
楽しそうにする透さんに私は目を細める。

私にはそういった記憶はない。
あったのかもしれないけれど思い出せなかった。

過去を辿ろうとすると、思い出すのは辛い事ばかり。
楽しいことがなかったわけではなく、断片的に
それらの欠片が顔を出すこともあるけれど
それには必ず痛みが伴ってしまっていた。]
(126) 2022/08/09(Tue) 23:46:30