| [ご飯を待つ間、透さんの提案で買ってきた花火と お菓子を袋に詰める。 >>122] …どうせなら、同じものより違う種類のお菓子が 入っているほうが1度に2度・3度美味しいですから [みんなの喜ぶ顔を想像しているのかな。 楽しそうにする透さんに私は目を細める。 私にはそういった記憶はない。 あったのかもしれないけれど思い出せなかった。 過去を辿ろうとすると、思い出すのは辛い事ばかり。 楽しいことがなかったわけではなく、断片的に それらの欠片が顔を出すこともあるけれど それには必ず痛みが伴ってしまっていた。] (126) 2022/08/09(Tue) 23:46:30 |