【人】 壁面擬態 もも?五反田が絵理香と私のところに食材を持ってきた>>115 如何にも女子力の高そうなちあと一緒だったからか、はたまた彼の知識故か、手際よく準備が終わっている。 [加治木はササッと道を開け、五反田に調理の場を譲った。野菜の入った鍋が火にかけられ、食材の匂いが自然の匂いと混ざる。その場にいた全員が鼻を擽られただろう。] あとは管理しておく、と彼は言った>>119 そこで絵理香はフラフラとどこかへ消える>>120 私は……。 「いや私も特に用事とかないんで。 煮込むの見とくくらいはできるっすよ? 五反田先輩こそ、後輩に任せてもらって大丈夫なんで、用事があれば離れていいんすよ〜」 [そう言いつつスマホを弄りだす加治木。] 流石に押し付けるのは迷惑だろう。 私は1人にならなくても必要以上のコミュニケーションが避けられればそれでいいんだ。 それに、今後のことも考える時間が欲しいと思っていたところ。* (129) 2020/11/24(Tue) 14:00:53 |