【人】 結城 朔也[ だからメッセージのことは、一旦そこまで。 ] ……そうだね 知ってた、よ [ 告白相手を間違えた、その時から。 と、いうのは、言わないけれど。 バツが悪そうな顔の彼女は、 きっと僕にとっては いつも通り だ。それが彼女の僕に対する思いだと認識する程度には、 ] 君と、もうひとりのやよいは、 僕にとっては、ずっと別の存在だったよ [ だから僕は、 きっと君が望まないであろうことを言うんだ。 僕と一緒にいたときに入れ替わること、 もしかしたら何回かあったのかもしれないね。 どう誤魔化そうかな、なんて、思ったりして、ね。 でもそんな時間は、 ]煩わしいとは思わなかったな。不思議と。 (130) 2023/02/21(Tue) 13:47:23 |