人狼物語 三日月国

28 【恋愛RP】星降る宴の必然を【R15】


【人】 無口な使用人 ジゼル


[ ノアは綺麗で、そして不思議な女性だった。


知り合ってしばらくの間、私は彼女の目が不自由なことを案じて、口の動きだけでは見えづらいだろうし、コミュニケーションに難があっては申し訳ないと、なるべく頑張って声を出すようにしていた(後に仲良くなってから、とっても申し訳無さそうに、実はあれあんまり聞こえてなかったの、と言ってきたので思わず吹き出してしまった)


そんな私に、花が開くように微笑んで、無理しなくていいですよ、あなたの空気から、あなたの言葉が読める気がしますから、と言ってくれたのだ。


視覚に足りない力を補うように、他の感覚が鋭い彼女は、私の言わんとすることを全て理解してくれるように感じている。


…信じられないことに鮮明には世界を映していないというその綺麗な瞳で、何故謝るの?なんて、キョトンとして聞いたりして。 ]


 (…二人の時間を邪魔してしまったのだ、と思って…)*
(133) 2020/05/12(Tue) 19:08:10