
![]() | 【人】 準魔王 マラク >>126コーラリアへの贈り物もそうだがセレスティアが褒めてくれるだけで充実する。 男とは単純なもので褒められれば勝手に成長していくものだ。 「うん、それならすぐに取り付けるよ。待っていて」 許可が下りれば石を嵌めて銀の鎖をつける。 重さもほどほどに収まったろうか。 それをセレスティアに渡せばあとは祈りを込めてもらうだけだ。 一つ、一つ、準備が整っていく。 新居が完成し、小さな礼拝堂の箱が完成する。 礼拝堂の中の祭壇はまだ仮のものだが新婚旅行で本物を見た後で本格的に作りこむことになる。 箱が出来れば礼拝堂だけではなく家具も入れていく。 ベッドや収納、キッチン周囲や台所。 トイレと風呂は拘る場所であり、トイレは底に有機物を分解する魔改造した軟体生物を入れておいたりと都会式。 風呂に至っては村にはなかったものでこれも旅の間に覚えてしまったから用意した。 魔石に魔力をこめると湯が出たり、あとは蒸気部屋も用意した。 二人で入れると良いなと――邪な想いがなかったとは言えない。 もう一つ驚くことは毎日セレスティアが作ってくれるご飯が異なることだった。 大体毎日シチュー、パン、チーズなどが普通なのだがサンドイッチであったりパイであったりと種類が豊富だ。 これもコーラリアとの料理の成果なのだろうか。 たまにとは言いながらも過ごす過程で我が家ではセレスティアは既に新妻のような扱いであり温かく迎えられただろう。 (133) 2026/07/24(Fri) 10:07:11 |