【人】 綴り手 柏倉陸玖>>128 守屋 「はは、では相談として受理しておきます。 実際多いですよ、もっと手軽に異能を抑えたいって要望。 …まあ、これに関しては解決しやすい類です。 センサー式ではなくタッチ式にすれば、少しはマシになる」 衛生的には少しよろしくないですけどね、なんて呟いて カップを傾けて、少し嵩の減った水面を揺らす。 仮に触れても反応しないなら困りものだが、 それはもはや自動ドアどうこう以前の問題でもある。 「うん、なら良かった。 お困りの際はいつでもお声掛けくださいね。」 ピザまんを頬張る姿に小さく笑って、片手をひらひらと振った。 (134) 2021/10/28(Thu) 23:11:57 |