【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ[彼女は、タナバタ用と思われる金平糖を ギフト用にいくつか、と注文した。 俺はそれをさっき買ったマーガレットで 一つ一つラッピングしていく。 作業を待っている間、ノアに 運命の相手でもできたのか? なんて茶化しつつ。 帰りしな、もう暗いから送ろうか? と暖簾をくぐりながら声をかけた。 彼女の調香店までの道のりならよく知っている。 彼女が断るなら、おばあちゃんの手伝いに戻るだろう。*] (135) ibumasa_2 2020/05/14(Thu) 7:36:44 |