人狼物語 三日月国

148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ


【人】 少年水夫 カイル

 
 
  畏まりました!
  ビールにブイヤベースですね。


[伝票にペンを走らせる。
 幽霊の経営する酒場、半信半疑で来る人が殆どだから、
 じっと見られるのも慣れている。]


  ええ。僕もゴーストですよ。
  確認のため、触ってみますか?


[つ、と腕を差し出した。
 開店時は生者にもゴーストが見えるようになるが、
 触れることは出来ない。
 
彼が手を伸ばしても、僕の身体はすり抜けてしまう。*]

 
(136) Altorose 2022/05/23(Mon) 22:42:45