【人】 3年生 黒崎 柚樹[適当な空きテーブルに水をまとめて並べ、菓子もその脇に置いて、そういえばと気付く。] えっと……皆さん、食事とかしてない……よね? [開店直後からレストランにいたのは自分たち3人だけ。 他に館内にカフェくらいはあった気もするけれど、多分、真っ当な食事をしたかったらここに来るしかなかったと思う。 あいにく自分の胃腸は空腹とは真逆の状態だけれど、ここが現実とは違う虚構の世界であっても、空腹は感じるものなのかもしれなくて。] とりあえずクッキーとか置いておくから、 つまんでてください。 ……ああ、あとケーキとかもあったかな。 …………っと、工藤さんも!食べてね……? [いくらか声を張り上げた先に居たのは、レストランの入口付近で武藤と話していた工藤さん。 人との会話はあまり好まない性格らしくて、これまで自分ともほとんど全く会話らしい会話をしたことはないけれど、こんな事態なのだしと、声をかけてみたのだった。] ねえ須崎、そっちにも何か食べ物あった? [厨房探してくる、と言っていた須崎 >>105 にも、そう聞きつつ。*] (136) 2022/09/04(Sun) 12:06:45 |