━回想:夜の(意味深)女子会━

[某鼠ーラ○ド擬きで誤魔化しはしたが、此処まで皆に話させて自分が言わないのは流石に義理人情的に駄目でしょうと、わたしは唇を引き結んで照れを飲み下し、腹をくくった。]

わたしの、好みはと言いますと…ですねぇ。
えっと……まぁ、バレていると思うので言いますが、わたし非常にでして。

努力はしているけれども、中々実力が伴わないから、迷惑を掛けてしまうと思うんだ。
それを、笑って許して、あきれないでいてくれる人が良いなぁ、と。

後はねぇ……甘やかされるばかりじゃなくて
わたしも、返したいなぁと。
だって貰うばかりってズルくない？
与えてばかりは疲れちゃうし、対等でいたいかな。
……ようは御互いを大事にし合える人が良いなぁと思い、ます、ﾊｲ。

[なんとも、普通で贅沢な話だと、段々用意した掛け布に潜り込んでいく。
期待に添えず申し訳無い気持ちでフィーさんは一杯よ。

だってしかたない、恋に恋する年頃なんです**]