人狼物語 三日月国

148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ


【人】 少年水夫 カイル

 
 
  ……って、
  これから食事をする人にする話ではありませんよね。
  本当に申し訳ない。

  唐揚げはあちらの長髪の店員が作ってくれて、
  僕も何度か食べさせてもらいましたが、
  とっても美味しいですよ。
  今なら熱すぎず、丁度良い温度になっているかも。
  ゆっくり召し上がって、今夜を楽しんでください。


[罪悪感から、何度も頭を下げる。さほど広くない店内だ。
 他の人の耳にも入ったかもしれない。

 
そう思うと尚更、申し訳なくなってしまった。]

 
(138) 2022/05/26(Thu) 2:50:36