![]() | 【人】 七川 惺──回想:スタジオの食堂で── [“七川さん”と呼ばれて。>>126 あれぇ、悠凛みたいに 下の名前で呼んでくれないのかなぁ? 忘れちゃったかなぁ?などと言葉にはしなかったが。 両端の口角を上げた笑顔で、無言の圧をかけ、 次の言葉を待つ間。 澄夜君がちらりと圭吾さんの方へ アイコンタクトを送ったように見えた。] お!フルネーム覚えてくれた? さん付けじゃなくてもいいよ。 しずか君でも、何なら悠凛みたいに呼び捨てでも。 俺ら、タメだろ? [そんなこんなのやり取りをした後、許可が下りれば 澄夜君の隣に座る。改めて横顔を見遣ると、 最初の、儚げな印象っていうのはそのままに。 けど、気のせいか少し艶やかさが増したような……。 役が仕上がってきたせいかな?] (138) rin 2025/08/19(Tue) 14:16:43 |