人狼物語 三日月国

37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】


【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ

—序章:遅れてやってきた者—

[そうして思想に耽る舞台として俺が選んだのがこのホテルというわけだが、選んだ理由と言われればちょうど俺が考えていた舞台にぴったりであったから、それぐらいだ。

高校の教師ともなると教え子に会う気まずさは小中の教師の比ではない。だからこそ高校生の近づけないこのホテルであるのだが、俺はというとさっそく問題に直面していた。]


   まさかチェックインの時間に遅刻するとは...
   俺としたことが...



[このホテル『アムシェル・モーゼス』に予約を入れたときにはチェックインを朝の9時としていたはずだが、どうだろう、もう昼だ。
どうやら俺の頭は時間という概念すら理解できないらしい。]


   すみません、遅くなって。
   予約していたジャン・ヴェレーノです。


[>>1客室係を名乗る従業員の男性に一礼する。
こんな時にもスーツ姿であれば目立ってしまうのかもしれないが、名前ですでに目立つからもう気にするだけ無駄だろう。ネクタイを緩めながらロビーに座り、ふぅと一息をつくと、イヤホンを耳に当てていつものようにお気に入りの音楽を流すのだった。]*
(139) 2020/07/24(Fri) 4:02:54