【人】 春分初候 雀始巣―― 会合前 [ 『陽だまり』はどちらも提供するが、 わたし自身は、コーヒーより紅茶党。 自分を語ろうとしない性分なれど、 接点が多ければそれだけその目で見ているだろう。 ] ええ、変わりなく そちらもお変わりないようで何よりです。 [ 菜虫化蝶の名を冠する彼女は 目の冴えるような美人であるし、 啓蟄の君といい、立春の君といい、春分さまといい―― “春”に連なる者はみな姿さえ麗らかなのかと (外見以外? それは言わずもがな!) 何かしらの形で初めて顔を合わせるたび 感心するような恐れ入るような思いを抱いたものだ。 今も、気持ちとしてはあまり変わらない。 とはいえ、 ] (141) 2022/01/20(Thu) 1:06:59 |