人狼物語 三日月国

159 【身内RP】旧三途国民学校の怪【R18G】


【人】 かれがれ ユメカワ

【廊下】 >>143 ミナイ

二人で隠れたものを覗き込んだり、必要な時は手を貸して。
探検気分が見付ける過ぎ去った昔日のかけら。

何れも色褪せてぼろぼろになった印刷が物寂しい。
どんな経緯で持ち込まれ、誰にとっての思い入れを抱えたまま
ここにただぽつねんと置き去りにされているのだろうな。
そんな事を考えても。当然ながら今、当時を知る者は無く。

「──拗ねている?」

不意に握り返された手にふと視線を傍らに戻し、
べたりと近くなった距離は、寂しがりにとって心地良いものだ。
元々誰にだって距離感の近い男だった。
けれど今までは、確かにこの隣は誰かの特等席だった。


「違うよ。意地だって張ってない」

繋いだ片手は軽く握り返して、そのまま。
内緒話でもするように。少しばかり頬を寄せて、
(145) unforg00 2022/07/06(Wed) 6:32:33