[規則正しい揺れを楽しみながら。
ふと隣から聞こえてきた真由美さんの声に、俺は呆れ顔で振り返り。
>>113]
え。俺幾つに見えてんすか?
とっくに成人してますし。
普段は一応スーツ着て仕事してたし。
飲めますよ、酒も。
[そういえば昨日俺も、女の子を高校生くらいに見てたし。
年上から見たら逆もあり得る。]
え、真由美さんもしかして酒豪?
お茶や食事より、バーとかのがいいってやつ?
[昨日の軽い口約束を引っ張り出してきながら。
なんか年齢以外にも誤解されてそうな気配に、うーん、と小さく唸って。]