人狼物語 三日月国

28 【恋愛RP】星降る宴の必然を【R15】


【人】 詐欺師 アダム

 
[ しかし残念ながら
  男達はそうは思ってはくれなかったようで。

  運良く?運悪く?
  アダムの蹴りは男のうちの一人の右足と左足の間。
  いわゆる急所を捉えたらしく。

  苦痛、怨嗟、その他諸々。
  負の感情が渦めいた咆哮を前にして
  アダムは脱兎の如く駆け出した。

  なんとか無事に逃げ出せたはいいが、
  走るのに邪魔だからと、
  かかとの高い靴は途中で脱ぎ捨てた。
  長いドレスの裾も豪快に破ったせいで、
  膝上ほどの長さしかない。

  今のアダムの姿は見るも無残な格好をしていた。
  これでは金持ちどころか、
  普通の男だって寄ってこない。 ]
   
(148) 2020/05/12(Tue) 20:07:16