【空き教室】
>>148 タイムカプセル開封の儀
「来れなかったとか……忘れちゃったとか?
あんまり深く埋めてなくて、
雨降ったりする内に自然と出てきちゃったのかもね」
まさに雨後の筍ということ。
にょきっとした指先の上辺りで上下に指を振る動き。
その後に、ありがと。軽く言いつつ布を拝借した。
夢川も、これが誰の名前か にはそんなに興味はなくて。
ただ何かをする為の切っ掛けがあればそれで良くて。
叶うならそれが、他愛無くても、誰かの何かになればいい。それくらい。
こうやって皆で遊べるのも、これが最後かもしれないし。