【人】 傭兵団長 ダイゴ[しかし、目を見開き首を振って戻ってきた意識の中で振り払う。 覚醒してみればその正体はまったく年若き少年だったし、見慣れない付き人もいる。>>139寧ろ自分は王族よりも軍との知り合いが多い。付き人のほうは『全く見ない顔』だった。] あ、…と。申し訳ない 少し体調を悪くしていて、勘違いを、な。 迷惑をかけた。失礼、する。 [まさか酔っぱらって倒れていたなんて言えるわけもなく、何を問われようと大丈夫だの一点張りて通して返す。 公園で寝込んでいる方が悪いのだから、と、持っていた本と外套、帽子を抱えて、ベンチの汚れを少し落とし、軽く頭を下げてから逃げるように――予想以上に足を縺れさせながら、ふらり、とその場を立ち去ろうとした。 公園が視界から見えなくなる頃に、オイルサーディンの瓶詰を忘れてきてしまっていることに気づいてしまう。 …報告書は、どうやって書こう。]** (152) 2021/04/18(Sun) 22:53:47 |