人狼物語 三日月国

224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】


【人】 法の下に イレネオ

>>143 ダヴィード

「猫の日だな。」

今日はよく猫に会う。動物を好きでも嫌いでもなく、当然ペットも飼ったことがない男だ。モチーフになっているような商品も買うことはない。だからか物珍しいらしく、そんなことを呟いたりもする。

ジェラートはその黄色さに恥じないくらいしっかりレモンの味がした。優しい甘みの中に確かな酸味があって、それが冷たさを引き立たせる。小さなスプーンでちまちますくって食べるのはもどかしさもあったが、少量でもしっかり味がするのだから大したものだ。
あなたが気にしてみているようなら一口二口分けてやったかもしれない。そこまで子どもではないだろうか。

「ご馳走様。美味かったよ。」

程なくして食べ終わるのだろう。
カップはあればまとめてゴミ箱に。なければ持ち帰るようにしようか。先程の紙袋に入れて、手に持った。
立ち上がって腕時計を確認すればそれなりの時間になっているだろうか。非番の男には時間があるが、貴方はそうもいかないかもしれず。

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(154) 2023/09/14(Thu) 20:33:26