[ 花弁のように形の良い唇がゆるゆると動く。
そうして問われた言葉
>>133に、
今度こそはっきり驚いて眉が上がり、
それからまた顔を伏せる。
堪えきれず溢れた感情に肩を震わせて、
くっくっと喉の奥で笑った。 ]
─── 別に、好き好んでここで
休んでいるわけではないのですが。
[ おやすみなの、などという言葉が可笑しくて。
ああきっと彼女は、大切に大切に
育てられている令嬢なのだと知るには充分。
このような禍々しい場所に
来るべき人ではないはず。 ]
(156) yukiyukiyuki 2021/04/16(Fri) 20:37:13