人狼物語 三日月国

148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ


【人】 砂の民 スティグ

 
それでいいよ。
君の味覚がちょうどいいかもしれないし。
僕には、どう頑張っても「ゴーストが好む酒」は準備できなかったんだ。


[彼の小さな声>>135に笑って答えた。
なんせ友人は今となってはろくに喋らないのでどんな酒を飲みたいのかすら分からない。
生きているときはあんなに饒舌だったのに。
仕方なし、数うちゃ当たる戦法で魔法の瓶を沢山持ってきたのだ。

作ってもらったところで、無事に故郷まで届けることが出来るかは、ここの酒の性質と瓶に術をかけてくれた祈祷師の腕にかかっているのだが。
話しながらごそごそと、鞄から呪文が書かれた紙が貼られた蓋つきの瓶を取り出した。]
(157) wallander 2022/05/23(Mon) 23:28:13