【人】 4年生 小泉義哉―― 現在:廊下 ―― [ 息も絶え絶えな状態で、両腕で彼女の腕を掴み、 睨みつけてくる視線を睨み返した。>>148] お前が偽物なら、 このままじゃ、本物は確実に無事ではないよな? だから、このまま見逃すわけにはいかない。 傷つけるかどうかはともかく、 本物を解放するまで追い続ける。 [ では、自分の勘違いの可能性はどうだろうか。 考えるように視線を動かせば、 それは自分の腕の先へと届き。 手の甲に付着した色味が見えた。>>118 手の甲が汚れる原因として考えられるのは 先ほど口を拭ったことくらい。>>105 ということは、これは工藤’の口紅かグロスだろうか。 ……でも、もしかしたら―― 周りにある絵画を見て、ふと気づいた可能性] (157) 2022/09/06(Tue) 22:18:12 |