【人】 【狼】 ジェントルー 鬼ヶ島 ー おい、鬼>>157 また会ったな [ ハァ、ハァ、と肩で息を切らしながら鬼の背後に立ち、告げる。 島に訪れるためには海を渡り険しい道のりを登るトライアスロン状態だったが、あの魔法使いから授かった回復ポーションはどうやら狼に相性が良かったらしい。以前より力が漲っている。] どうやら私は「桃太郎一行」ではないからここまでなんとか辿り着けたらしい。 ん…待て待て、私はお主を討伐しに来たのではない。 前回会った時…お主のことをどこか″同類″だと感じ取ったのだ。それは運命的な意味でだ。そんなお主を放っておくことはできなかった。そこで、 [ 一方的に捲し立てると、ここで一旦呼吸を整えた。] 知っているかもしれないが今お主に危機が迫っている。 奴らはかなり厄介な能力者たちだ。注意しな。 …お主に協力するとは言わない。 ただ、私も彼らとここで闘おうと思う。それが私の「狼」としての誇りだ。 (158) 2021/09/23(Thu) 20:59:10 |