【人】 魔術師 ラヴァンドラ彼が立ち去るなら肯いて、「またね」と手を振った。 祝祭期間はここにいるのだろうし、 依頼をするにしてもまた今度の方が都合も良いだろう。 観光客らしき少女がまだその場にいてくれたなら、 くるんと振り返って。 「 無愛想な連れでごめんね、お嬢さん。 私はラヴァンドラ、エオスの魔術師。 何か困ったことがあれば、声かけてね 」 そう紡げば、やはりにこやかに微笑んで ひらひらと手を振ってその場を立ち去る。** (159) yumaR 2021/12/08(Wed) 22:46:54 |