人狼物語 三日月国

148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ


【人】 砂の民 スティグ

[そして、唐突に申し訳ない事をした気になった。
彼を見世物のように扱ってしまった気がする。
彼があっさり答えを返したのも、身体に触れる許可を出したのも、きっともう何回と同じことを客にされているからだろう。]


ごめん。


[小さく呟いた後、声のトーンを心持ち明るくして店を見回しながらも彼に言った。]


いい店だな。
入った時に、蛍のような灯りが舞って、魔法みたいだった。
それに、今はにぎやかで、すごくいいにおいもする。
これならブイヤベースにも期待しちゃうなあ。
触らしてくれてありがとー


[彼に笑いかけると、注文を取り終えた彼の姿を見送っただろう。]**
(160) wallander 2022/05/23(Mon) 23:32:10