人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】   タカノ

―― いつかの隣 ――

 わ、じゃあ合ってた。
 なんかほら、ベトナム風だと名前が変わったり
 するだろう?ほら、あの あれ。

[ 指し示すものが何であるか、
 多分どうでもいいことなのだ。
 だって今、目の前に美味しいものがあるのだから。 ]

 おいしいよねぇ

[ 美味しいものを、美味しいと食べる横顔。
 多分それが、貴方なのだろうな。

 その日は気分が良かったから、酒も少し
 頂いた。銘柄も、種類も、やはりおまかせで。

 そうして、たまたま合う隣人として、 ]

 またね

[ そう言ってわかれたはずなので、
 彼がなにか、救いとか、希望とか、
 そのようなきれいなものを求めて、視線で
 自分を捕らえる事があったとしても、
 気にすることは、なかったはずだ。* ]
(161) 2023/03/01(Wed) 22:47:58