【人】 恋塚 暎史−ロビーの一角 [ 彼女の意図するものを汲み取ることができない。 真意を隠していそうなその表情と動作。 彼の耳に入るその言葉は、 どことなく胡散臭い。絶対に口にはしないが。 しかし、彼はそんな胡散臭い言葉を ひとつひとつ真面目に捉えないようになっていた ] 親切に、ね…… [ 彼女の言葉を復唱していると、視線が合う>>105 ] なら、特製のムーラン・ルージュご馳走しますよ。 [ 甘くて、ぐいぐいいけるタイプのカクテル。>>106 その正体はアルコール度数の高い麻薬のようなもの。 彼女がどこまでアルコールに強いのかは この一杯で分かるだろう。 本当なら、軽めのものからすすめたいところだが、 なんとなくムーラン・ルージュを 渡したくなってしまった。 ] (162) 2020/08/09(Sun) 21:51:36 |