人狼物語 三日月国

124 【身内P村】二十四節気の灯守り【R15RP村】


【人】 中央域勤務 天乃

 
[ 前任大寒様の事は、細かく知る訳ではないが、資料には長く灯守りをやっていた事や、大寒の号を継ぐ家のことは記されていたように思う。
 しかしそこに伴う個人的感情等は記録されず、現大寒様がこうなってしまった訳も己が知ることはない。
]


  えっ
  わ、私がですか……!?

  そ、それは、その……
  時間的に……難しく……


[ その現大寒様が、難題をこちらに振ってきた>>132ため、また情けない声を上げてしまった。
 己は靴選びのセンスなどないのだが……否、それは今重要ではない。
 そう言われても、会合までに靴を選ぶ時間は無さそうであった。
 適当に選ぶ、や、執事やメイドに選ばせ自分が選んだと主張すれば良い、というのが出来ないのが、お堅いと言われる所以である。

 しかし己には、もうそれ以上言えなかった。

 一応執事やメイドに指示は出したが、彼女は言葉通り断っただろうか。
 もし会合に裸足で参加する姿を見たならば、内心頭を抱えただろう。
 これ、もしかしたら“灯守り様”に不便を強いた事による始末書ものだろうか、と……。

 会合が終わり、他の灯守りや蛍が何もしていないようならば、己が靴を持っていく事だろう。
 温かそう、という理由で、カフェオレのような色のふわふわした素材のブーツ(ムートンブーツ)である……。**]
 
(163) kuzusa_h 2022/01/20(Thu) 3:09:32